ピットクルーは何故kawasakiが好きなのか?

・・・私が18歳の時、社会人になって最初に購入したバイクが、当時勤務していた井関農機の『ISEKI タフ50』。これがナント!カワサキ明石工場製のOEM(Original Eqipment Manufacutuerd )だったんです。
当時はOEMの意味すら分かりませんでしたが、実にタフで3台も乗りつぶし、キャブセッティングからミッション、エンジンオーバーホール迄、全てを勉強させてもらいました。

更に、最初に所有した大型二輪がカワサキ、ザッパー650でした。丸いライトで存在感のあるデザイン、ピットクルー創業と同時にツーリングクラブ誕生で千葉県内は勿論、日光、箱根、など当時主流になっていた、750ccの先頭にたって、あちらこちらと本当に活躍いたしました。
そして初めてモトクロスを始めたときに乗った 79年式/KX80、ライムグリーン、鉄タンクの二本サス、オフロードの楽しさを教えてくれただけでなくその後も、KX125、250 などで、スプリント、エンデューロなどのレースにはまるきっかけになった一台でした。

独立開業に意思を固めた時から、カワサキを取り扱わないのではバイクショップと言えないと信じていた事もありますが、バイクとの関わりの節目節目では必ずカワサキとの縁があり不思議な因縁を感じます。

ここで少し話がそれますが、私自身、航空機が好きで航空機ネタでカワサキのエピソードをコソッと教えます。(笑)
今の若い方には全く信じられない事だと思いますが、太平洋戦争の末期、日本本土に続々と物量で押し寄せるアメリカ軍の攻撃は熾烈を極めていました。

その頃私は1歳半、母の手で防空壕に退避していると勝手に壕から這い出して困ったと聞かされた事がありました。
そのような60年前、昭和20年のことですが、アメリカ海軍最強の艦上戦闘機、18気筒、2000馬力のF6F、グラマンヘルキャット22機の編隊の果敢に戦いを挑む8機編隊の日本軍戦闘機がありました。

結果はというと、戦争末期で機材、燃料、搭乗員の技量など到底アメリカとは比べる事もできない危機的状況にあって、米軍機、22機全機を撃墜、我が方は全機無事帰還という信じられないような戦果を上げる事が出来たと記録されています。
この飛行機こそが、当時カワサキ航空機、現カワサキ重工が製作した、5式戦闘機(キ100)と知ったのは社会人になって大分たった頃でした。

5 式戦闘機ですが、当時航空機メーカーとして一流の実績を持つ隼戦闘機の中島飛行機、ゼロ戦で世界のあまりにも有名な三菱航空機に比べて、全くマイナーであったカワサキが総力を上げて終戦間際に作った機体が、誰も予想しなかった、驚くような活躍をしたという事実、傑作を作るポテンシャルを持っていながらまだ知られていない、まさに、知る人のみぞ知ると言うのが、カワサキらしさ、魅力なのかも知れません。(笑)
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